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『北の桜守』

2018年03月04日 (日)

『北の桜守』を観ました。

樺太に住んでいた親子4人、母と二男のみが戦後を生き延びるお話です。
吉永小百合主演。
史実に基づいたフィクション、だそうです。

場面場面で感動しましたが、それ以上に私の心に残ったのは、私自身の亡き母に対する懺悔の気持ちでした。

母には認知症が進んでいたのに、ほとんど気付かなかった私。
年老いて、さらに頑固になった、といった程度の認識に過ぎませんでした。

ある年のお盆に帰省した姉が、涙ながらに、「お母さん、あんな状態になって、何にも気付かないの?」と涙ながらに語った時に、初めてその認識に至る状態でした。

それでもなお、あれほど気丈夫で、強い母が認知症になるとは、信じることが出来ませんでした。

映画の正次郎のように、なぜ、もっと母に寄り添って、その老いを一緒に分かち合ってあげることができなかったのだろう、と。

その後ALSも併発し、胃ろう設置、そして気管切開による人工呼吸器設置、という状態で2年半ほど生き延びた際にも、なぜ、もっともっと頻繁に、しかも長い時間、一緒にいなかったのだろう、と。

桜が咲き、雪が降り積もり…そうした季節の移ろいをもっと、もっと分かち合うべきでした。

間もなく丸6年、七周忌−−−

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