« 東京オリパラの混乱 |メイン| 「意見の不一致が、国の解体につながってはならない」 »

巌(いはほ)

2021年01月20日 (水)

 『あらし吹く 世にも動くな
  人ごころ いはほに根ざす
  松のごとくに』
          (明治37年歌御会始勅題「巌上松」)

「国歌「君が代」は歌詞が世界で最も短い国歌です。
 この歌詞の「さざれ石の巌(いはほ)となりて」を
 「岩音なりて」と勘違いをされている方がいますが、
 さざれ石(細石)や巌というものが日常の中で
 見当たらないため無理もありません。

 さざれ石とは学名を「石灰質角礫石(せっかいしつかくれきがん)」と言い、
 長い時間をかけて石灰岩中の炭酸塩鉱物が雨水に溶け出し、
 それがコンクリート状になり多くの角礫を結合することで形成されます。

 小さな石が集まって繋がって巨岩になる
 それが「さざれ石の巌となりて」です。
 君が代の歌詞の元となりましたのが古今和歌集の賀歌の巻頭にあります
 「我が君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」
 という和歌です。
 日本国の国歌には、細石が巨岩となり苔がむすほど、
 千年萬年と尽きることなく子々孫々と国の平安が続きますようにと
 祈る思いが込められています。」
           (神社庁『生命の言葉』令和三年一月より)

過去の子育て知事日記