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ちょっと違うんじゃないかな…

2021年08月26日 (木)

「政府はもっと大学教育に予算をつけて改革を促すべきだ」

私が教壇に立つ国際教養大学に新たに就任したモンテ・カセム学長の言葉です。
(「公平な財政支援 全大学に」本日付日本経済新聞朝刊『グローバル教育と政治』)

教育は、国家100年の礎。

我が国に800近くの大学がある中で、人口減少・少子化には歯止めがかかりそうもありません。

だからこそ、「中身」を充実させ、人格とともに国際舞台でも活躍できる人財を育てることが大学の重要な使命の一つです。

国際教養大学の初代学長・中嶋嶺雄先生は、教養を高め、コミュニケーション能力を身に付けてこそ、そうした人財が育つとの信念を持って、本学を開学しました。

そして、その目的達成のために、中嶋先生は、さまざまな「仕掛け」を大学の設備(ハード面)や運営(ソフト面)に築いてこられました。

その成果が、現在の国際教養大学の「質」として内外から評価されるに至っています。

私は、教育現場に競争原理を持ち込み、少子化に併せた淘汰が当然、とは全く考えておりません。
しかし、当初から「もっと政府予算を」と叫ぶのは、創意工夫を施してここまで成長した国際教養大学の学長が口にすることではないのではないか、と思っています。

もはや、国際教養大学も、三代目の学長。
私自身、三人の学長にお仕えしました。

政府からの支援を当てにする前に、自らを磨き上げ、人が自然に集まることに全力を注ぎたいものです。

変わるべきもの、変わらなけれなならないものと、変わるべきではないもの、変わってはいけないものがある−−−

中嶋学長が掲げた"Be a Global Leader"を頑なに守り続けることは、明らかに「変わってはいけないこと」です。

過去の子育て知事日記